こんにちは、リャオヘーです!
東京オリンピックも開幕し、ソフトボール競技では、予選を4連勝し見事、決勝進出銀メダル以上を確定させました!
もちろん、決勝のアメリカ戦にも勝って、目指すは金メダルのみですけどね!
そんな、決勝進出を決めたカナダ戦について、勝利に導いてくれた投打のヒーロー2人の選手の紹介と、勝敗の分かれ目となったシーンや、カナダチームについて書いていきます。
Contents
4戦連続で好リリーフ!最年少選手の後藤希友投手(トヨタ自動車所属)
カナダ戦に限らずですが、全試合でほぼパーフェクトリリーフを見せている後藤選手の存在が目立っています!
絶対に勝たなければいけないカナダ戦。
絶対に先制点を与えたくない中、6回まで0点に抑えたエース・上野投手は、言うまでもなくすごすぎです!
それでも、後半は多少球威も落ち、疲れを感じていたと思います。
そんな中、最後まで上野と心中!と無理をしない継投ができるようになった日本チームは強い!すなわち、後藤の存在が大きい!ということです。
疲れの見えてきた上野と、球威のあるリリーフ後藤を、天秤にかけられるほどに成長してくれたのは大きいですね。
サウスポーということで、相手打者の目線を変えることも出来ているので、チームとして最高の継投ができていると思います。
いよいよアメリカ戦!もちろん、上野への期待がかなり大きいですが、後ろには後藤がいるぞ!と思わせてくれている中で、最初から上野がとばしていけることが何より大きいと思います!
いずれにせよ、投手が点を与えなければ、絶対に勝てるのがソフトボールです!
アメリカ戦でも頼んだぞ!!
サヨナラヒット!打ってほしい時に決めてくれるキャプテンの山田恵里選手(デンソー所属)
0vs0で迎えた延長8回裏。
一死満塁から、センター前へサヨナラヒットを放ってくれました!
その卓越したバットコントロールから、「女イチロー」というあだ名を持つ選手ですが、見事狙いすましたようなセンターへの打球でした。
あれは興奮しましたねえ。
そんなベテラン山田選手ですら、今大会はあまり調子が良くなく、メキシコ戦では大事なところで守備のミスもありました。
そんな悔しい想いをかかえながら、一番打ってほしいところで打ってくれたわけです!
絶対決めてやる!という氣持ちが、力みになってしまうことはよくありますが、あの場面で冷静に狙いすましたセンター前ヒットが打てる山田はやっぱりすごい!
そして、勝負強い!!
決勝のアメリカ戦でも、ここぞ!という場面で、きっと打ってくれると思います!
頼みました!!
勝敗の分かれ目は?サヨナラ勝ちを決めたタイブレイク
カナダチームも強く、同点のまま延長タイブレイクへ。
ソフトボールの場合、7回で決着がつかなかった場合、8回以降は無死二塁から攻撃を始めるという、タイブレイク制度を導入しています。
このタイブレイクの戦い方こそが、勝負の明暗を分けました!
8回表カナダの攻撃。無死二塁からランナーを進めることができませんでした。後藤投手の投球も良かったですが、ランナーを進めることが出来なかったことが、結局無失点という結果に。
対して!
日本チームはその裏。4番の山本選手にバントさせてまで1死三塁の形を作りました。あれだけの強打者ですが、さすがバントも上手かった、見事決めてくれました。
表の攻撃で点をとれなかったカナダは、満塁策をとるしかなく、結果的に山田選手と満塁で勝負せざるをえなくなったわけです。
山田選手の勝負強さ・集中力を考えれば、この地点(バントを決めたことで)で勝負あり!でしたね。
分かりやすい表裏の攻撃だったと思います。
紙一重の試合に全て勝利できるのは、こうしたやるべきことをやってきた日本チームの積み重ねがあるからなんですよね!
愛知県安城市でオリンピック事前合宿を行った「カナダ女子ソフトボール代表チーム」
とはいえ、カナダチームはホントに強かった!
そして、個人的には特別な想いもあり、ホントは応援したかった!
カナダ女子ソフトボール代表チームは、僕の地元愛知県(ホストタウンの安城市)で事前合宿を行っていたからです。
そして、「豊田自動織機シャイニングベガ」との練習試合を観させてもらいました。ソフトボールを生で観戦したのは初めてだったのですが、やっぱり興奮しますね!
想像以上に面白かったです!しかも、オリンピックの代表選手のプレーを生で観られるなんて貴重な機会でした。
カナダチームへの想い入れも強くなり、東京オリンピックで一番注目していたソフトボールへの興味も俄然強くなりました!
地元の小学生たちも招待され、代表選手を生で観れたことは、きっと子供たちの記憶にも深く残ったと思います。是非とも、カナダやソフトボールを好きになってほしいですね!
ホントは福島の試合で、せめてソフトボールをやっている小学生・中学生に生観戦させてあげたかったけど、もう言ってもしょうがないので、また別の機会を作ってほしいですね。
カナダを応援するわけにはいかなかったですが、カナダと最高にレベルの高い良い試合が出来たことは素直に嬉しかったです!
カナダチームも強いぞ!ということを、日本全体に知らせることができたと思います。