ソフトボール

ソフトボール界のレジェンド上野由岐子が名言連発!東京五輪に向けた想い・生き様にせまる

上野由岐子の413球

こんにちは、リャオヘーです!

本日7月21日より、開会式に先駆け、ソフトボール競技が開幕です!

全競技で最初の試合、東京オリンピック全体の開幕戦が行われました!

「日本vsオーストラリア」

 

会場は福島県営あづま球場ということで、まさに復興五輪の象徴です。

宇津木麗華監督は「もう決めている」と発言していましたが、開幕戦の先発は、やはりエース上野!日本の強さを見せつけ、初戦に勢いをつけてくれました!

 

13年前に行われた北京五輪での「上野の413球」は、ソフトボールを詳しく知らない人でも、聞いたことはあるでしょう。

圧倒的な知名度を誇る上野!

そして、間違いなく精神的支柱でもある上野!そんな上野の活躍で、日本チームに勢いと勇気をもたらしてくれるはずです。

 

先日、テレビ東京放送の「SPORTウォッチャー」の中で、上野由岐子選手の特集が放送されていました。

上野を上野にした数々の名言と、その発言が出てくるまでの行動・生き様を感じずにはいられません!

五輪開幕を前に、そんな上野選手の言葉・生き様を紹介させていただきます。

 

巨人・菅野智之をうならせた上野由岐子の言葉

試して、失敗して、成功して、いろんな経験をして、引き出しをどんどん増やしていけば、そのうち調子が良いとか悪いとか関係なくマウンドに上がれるようになる。

菅野は言った。格が違い過ぎる、僕の考えているレベルとは。野球界のエースすらうならせる上野の思考。

調子の良し悪しに左右されないというのは、投手に限らず、スポーツ界全てにおいて究極的な考え方ですよね。

以前、別のインタビューで、「調子が良い時に抑えるのは当たり前。悪い時にどうやって抑えるかが大事」と語っていたのが印象的で記憶に残っているのですが、この言葉は同じことを言っているのだと思います。

 

長年、ソフトボール界を支えたエース・上野由岐子にしか言えない言葉

よく絶対はないって言うんですけれど、知れば知るほど絶対がある。知識が増えれば増えるほど、ここに投げれば絶対大丈夫って思う。

僕も「絶対」というものは無いと思っていました。しかし、上野いわく絶対があると言うのです。

この言葉が言えるのは、考えられる全てのパターンを試してきたから、そこから得た結果を次に繋げているからこそ言える言葉だと思います。

まさに上野しか言えない言葉!この五輪でも、その「絶対」に対して、自分のイメージ通り投げることが出来た時、必ずやアメリカに勝って金メダルを獲得できるはずです!

 

オリンピックという特別な舞台!北京五輪から13年ぶりの想い

若い子供たちに、それこそ若い選手に、オリンピックの舞台を経験してほしいですね。あそこには特別なものがある。体験してつくづく思う。

北京で注目された上野とソフトボールだったが、13年間も五輪競技から外されていた。その中でモチベーションを保つことは、上野自身かなり大変な苦労があったと思う。

そんな苦しみを分かっているからこそ、今の若い選手達に、オリンピックの舞台を経験してほしい!という想いも人一倍なのだと思う。

舞台がない中、全てのソフトボール選手にとって、モチベーションを保っていくことは難しかったはず。この喜びの舞台で、若い選手達にも躍動してほしいですね!

 

ソフトボール=上野由岐子(上野の413球)の重圧をはねのける精神力の強さ

ソフトボール=上野となってしまった以上、自分がやらなきゃいけない。周りがそう思っているのなら、そういう自分になってやろうと。

1つの競技において、1人だけの名前が圧倒的に上がるスポーツも、ソフトボールの上野以上にはないのではないでしょうか?

これは、上野本人にしか分からない、とんでもない重圧だったと思います。それでも、周りがそう思うのなら、そういう自分になってやる!という考え方で上野は見事ここまでやり続けてきたわけです。

すごくないですか!?38歳(明日7月22日には39歳)になるまで現役を続けてきただけでなく、未だに最高のトップ選手として活躍しているわけですから。

これぞ、ホントのレジェンドです!

 

上野由岐子から、ソフトボールの(若い)全選手に向けた言葉

考えたり思ったりすることは、正直誰でもできるけれど、選手として、思っていることを(目標に向けて)やり続けなければいけない。

何のためにソフトボールをしているのか?何のためにここにいるのか?を忘れずに、いいキャンプにしましょう。

まず、この言葉はオリンピックが正式競技になっていない中で、上野から若い選手達に向けられた言葉です。モチベーションを保つことが難しいことを、誰よりも知っている上野だからこそ投げかけた言葉でしょう。

「何のために?」って原点に帰って、しかり目標を持ってやってほしいということでしょう。そして、その目標に向かってやり続けてほしい!という言葉は、僕自身もドキッとさせられました。継続することの難しさは誰もが感じることだと思います。

 

年齢を重ねても、投球スタイル・フォームを変え進化し続ける上野由岐子

(若い時みたいに体力があるわけではないので)守備は9人で守っているわけで、いかに残りの8人を上手く使うかだと思う。

ソフトボールは、投手だけでなく9人でやるもの!チームスポーツ!という想いも含まれている言葉でしょうが、それ以上の生き様がここには隠れていると思います。

全盛期は、上野自身がしっかりしていればバンバン抑えられたのだと思います。三振を中心に、「自分の投球だけで」抑えることができたのでしょう。

年齢を重ねることで、球速がたとえ落ちていなくても体力は落ちているはずです。そのためには、7~8割の力で、いかに同じように21個のアウトを重ねていくかが大切です。

自分のバックにいる野手8人を「使う」と言っています。野球をやっているものの感覚からすると、バックに「助けてもらう」だと思うんですよね。

この「使う」という表現。決して上野が傲慢なわけではなく、どこに投げれば、どこに飛んで、その選手の能力ならアウトにできるはず、というところまで計算できているからこそ出てきた言葉なのです。

まさに別格な技術!そして、考え方と精神力がなせる技だということです。

 

いかがだったでしょうか?

上野の言葉や考え方から、上野のすごさを語ってきました。

こんなすごい選手が日本にはいるわけです!

さあ、1週間後には金メダルを獲得していると信じて、みんなで応援していきましょう!

それでは、本日も読んでいただき、ありがとうございました。

 

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